ジャパンカップ!フランスの秘宝イラプト☆
第一回ジャパンカップの衝撃
生家が京都競馬場の近くだったこともあり
物心ついたころから競馬を熱心にウオッチしてきた私ですが
これまで無数に観てきたきたレースの中で
最も衝撃的なレースを挙げるなら迷わずこのレース!!
1981年に施行された第一回のジャパンカップです!
果たして、外国の馬というのはどれほど強いのか??
地元でやるなら日本馬でも通用するのではないか??
様々な思惑飛び交う中・・・
日本で初めて海外の馬が日本のターフでそのベールを脱いだのであります。
実はこのレース・・・第一回目ということで外国馬は基本様子見・・
当時のバリバリの1流馬は出走していませんでした。
接戦の2着だったモンテプリンス
考え得る当時の最強の布陣で海外勢を迎え撃ちました。
レースは、
後に日の丸特攻隊と評されたサクラシンゲキの玉砕的な逃げで始まった。
渾身の力で逃げまくるサクラシンゲキの姿には胸がアツくなりましたが・・
4コーナー手前で・・・
なんだぁ?? この馬は・・
カナダのフロストキングだ! 何という手応えだ。
この瞬間・・・日本勢の惨敗を覚悟した。
外国馬・・これは・・強い! 桁が違う!!
案の定・・・
弱メンと言われた外国勢が上位独占。
当時の府中競馬場・・・レース後しばらくは
海外勢のあまりの強さに度肝を抜かれ、
どよめきが止まらなかったそうです。
あれから34年
さて 明日は第35回目のジャパンカップ!
この34年でジャパンカップの勢力図は大きく様変わり
最初の頃は圧倒的に強かった海外勢・・
近年は全く通用しなくなってしまった。
近十年を見ても、
2005年のアルカセットを最後に2006年以降、外国馬の連対無し。
2007年以降は3着以内に入選する外国馬も無し。
ジャパンカップダートという企画が敢え無く大失敗に終わり
既に廃止されましたが
この芝の方のジャパンカップも そろそろ存在意義が問われるところです。
個人的にジャパンカップは大好きなレースだった。
最近全く盛り上がらないのは、あまりに海外勢が弱いから。
ここは・・ジャパンカップの灯を消さないためにも
外国馬に頑張ってもらいたいです。
とはいえ、今年の招待馬も弱い馬ばっかり。
ドイツのイトウ ナイトフラワーはどう見ても日本の高速馬場は不向きだろう。
英国のトリップトゥパリスは、戦歴を見ると3000以上が得意なコテコテのステイヤーだ。
これも府中の高速馬場はアカンでしょう。
消去法でフランスのイラプトが残る。
この馬だって時計的な裏付けは全く無し。
これまでの外国馬同様 全く通用しない可能性が高いですが・・
一応・・3歳馬の若さに期待をかけてみました。
たぶんこのレースもアカンと思うので
10月11月はノーヒットで師走競馬に突入しそうです!
でも・・有馬記念が終わるまであきらめまへんで~~ エイエイオー
11/28(土) 夕刻記載