ドル円・225のEMA的考察
海の日とかいう全く不必要な休日のせいで・・日曜の夜だというのに個別銘柄研究に身が入りません・・
そこで・・今夜は個別銘柄ではなく・・少しマクロ的にドル円および225を研究してみました♪
◆ ドル円レート
いつも書いているように・・私はコテコテのEMA信者であります。
FX、225、ダウ、欧州株価指数、そして日本の個別株・・・
すべて12&20EMAを中心としたEMAの法則をトレードの根拠にしています。
時間軸についてはオールマイティです・・・・
普段のデイトレは5分足ですが・・併せて15分 30分 1時間あたりまでチェック!
今回は趣向を変えて・・・思い切り長めの月足で見てみますと・・
※ドル円月足チャート (チャート提供:FXOJ)
12EMAが20EMAをアンダーカット・・・つまりDCしたのが、2007年秋・・・
ご覧になれば判ると思いますが・・・
それ以降3年近くの長期間にわたり、EMAが超絶なレジストバンドとしてワークしています!
ローソク上髭先端部の20EMA↑抜けを1度たりとも許していない。
20EMAにタッチしたのが2度ある・・・ 2008年8月 そして つい最近の2010年4月
2008年8月と言えば・・私がFXを始めた頃だぁ・・・
当時からEMAの法則信じてたら110円近いスッ高値でショートできたのになぁ・・
これは仕方ないにせよ・・・じゃぁ今年4月の戻り高値の時になぜド~ンとショートしたかったのか??
いやはや・・・・本当にマヌケとしか言いようがないです・・・
要するに・・・
今回の急落で86ミドルまで落ちたドル円ですが・・ 2007年秋から続く長期のダウントレンドは不変・・
いや・・不変どころか・・
5月に20EMAに跳ね返された挫折感から・・この夏には一層下振れが加速するようにも見えます・・・
個人的には、ドバイの84台↓ブレイクは時間の問題・・ その後は80を目指す・・と見ています。
◆ 225
225のデイトレードは・・スプレッド負担があまりにもアホ臭いのでめったにやりませんが・・
ザラ場は、5分足を中心に必ずチェックしています。
バイナリーオプションする場合でも、EMAの法則は不可欠ですから・・
で・・・・225についても長期のトレンドを月足チャートでチェック
※日経225の月足チャート(提供:FXOJ)
但し・・・
ドル円と決定的に違う点は、今春に2本のEMAを↑抜けトレンド変換させるモーションがあったこと!
昨年の秋から夏に猛烈に戻した印象の強い225だが・・
実は2009年中は、ドバイショックの後の超絶な巻き返しの時でさえも・・・
20EMAにピタリと上値を制御され、ローソク上髭先端部が一度も↑抜けることができなかったのだ。
その意味で・・今春の戻り局面は、まさに千載一遇のトレンドチェンジチャンスだったのですが・・
悲しいかな今春の戻りも12EMAが20EMAを↑抜いてトレンドチェンジするには至らず・・
再び、超絶な2枚のレジストの下に埋められてしまった・・。
2007年以降・・常に12EMAが20EMAの下に位置する状況になんら変化なし・・・
簡単に日足も見ておくと
225日足チャート
ちと面白いことに気付いたんですが・・
例の5月の誤発注事件で大きく下髭を伸ばした時の先端部がかなり意識されていた・・。
このポイントが今回日足でのEMAのデッドクロス値です!
要するに・・・5月以降の値崩れ乱高下相場は、9600前後を中心に回っていた・・ということになる。
今週~来週の目先の動きに注目するなら・・当然に直近安値の9091円が重要ポイントになりましょう・・
その次は心理的な節目の9000円
とにかく9000~9100はチャート上の最後の砦とも呼ぶべきサポートバンドなのですが・・
ここを守れるかどうかは、誰にも判りません・・ これが判れば誰だって大金持ちになれるのです!!
ただ・・わたしとしては・・・・抜けると思ってます。
なぜなら上述のようにドル円がおそらく80円を目指すからです・・
ただでさえ脆弱な日経チャートに、円高というネガティヴファクターが加わったらひとたまりもないだろう・・
◆ 良いことを言いたい気持はあるんだけど・・・・自分の相場観に従うのみ・・
私は昨年から徹頭徹尾 株価指数をショートしてきました・・。
その理由がお解りいただけたかと思います・・。
私だってかつては株のロンガーでした・・。
トレードというのはロングで取った方が平和的だ。
私だってたまには景気の良いことを言いたいのですが・・・
こういう悲観的な考えに凝り固まってるのだから仕方ないのです
この夏以降も・・EMAの法則が買い転換を示さない限り・・指数ショートは継続しなければなりません・・
以上・・
いつも暗い話しばかりで恐縮ですが・・・ これが私の相場観であります!!
世の中には 速水●次郎センセイや北●流一朗センセイみたく・・
実にポジティヴなマインドの評論家センセイが幅をきかせている。
今回の戻り局面で・・9740台の6月メジャーSQ値が強靭なサポートになったはずじゃなかったのか??
っま・・相場ってのは・・当たろうが当たるまいが、強気派のほうが投資家から愛されるものです・・・・・
彼らの立場も察してあげましょう・・・
彼らと私とでは立場が全く違います。
私みたく悲観的な相場観を遠慮なく書きまくるへそ曲がりがいるのもネットの長所かもです・・
では・・・明日は株は休場ですが・・為替や欧米株価は非常に重要な局面に入ってます。
厳しい相場・・・・頑張りましょう (18日 夜記載)