EMAの法則~基礎講座!
◇ 6/10 夜のコメント ユロ・・底打ちムード濃厚・・。
いやはや・・・今日の夕方からのユロの切り返しは強烈ですね!
まさに爆発的な上昇です!!
ユロ不安で売られていた欧州株も一斉蜂起!! ダウ先も連高
どう見ても今夜のダウは爆上げしそうだ・・。 もしかしたら今年一番の上昇幅いくかな?
こういう夜は・・・ おとなしく寝ることにします^^
今日は色々と私用があり・・一切ノートレードでした。
アゲアゲ相場を見送ることもトレードスキルのひとつだと思ってます
ダウや225のショート玉は、売り値を↑抜かれたら早めに切ります。
では・・今夜も頑張るFXトレーダーの皆さんに幸運あれ~
おやすみ~ (10日 夜10時20分)
ブロ友のの皆さんは、凄くテクニカルにお詳しい人が多いです。私なんぞ・・・足元にも及びません・・。
ただ・・私が思うに・・・・テクニカル分析は、複雑にしようと思えばいくらでも複雑にできる。
私もかつては複雑なテクニカル分析に凝った時期がありますが・・・
あまりに多くのテク指標を濫用すると・・一体 どの指標を重視してよいのか混乱してしまいます。
まさに・・船頭多くして船山に登る・・状態です。
とにかく 自分自身が一番信頼できる・・核 となるテクニカル指標がないとダメだと感じた。
◇ EMAの法則・・・ これは全てのトレードにおける私のベースです。
以前アップした記事と重複しますが・・・・・ 私は EMA信者であります。
元々EMA理論やダウ理論は「FX先生」の著者:杉田勝氏が提唱者です。
杉田氏が推奨しているパラメは 20EMA
ただし・・私なりに研究した結果、補助的なEMAもう一本Aが必要! (20より短いEMAが・・)
その最適値は?? これの研究にずい分時間がかかりました。
結論から言いますと 10EMA または 12EMA です
10なのか12なのかは今現在も迷うところですが、安定度では、やや12が勝るような気がします。
◇ EMAを使った実戦例
では・・EMAの基本的な使い方の解説を・・・
私は、株、株価指数、FX・・・全てのトレードのおいて、EMAをベースにしています。
EMAを使えば連戦連勝・・・・って訳じゃないです。 負けることも多々あります。
しかし・・・ EMAを意識するとしないとでは大違い・・・・
はっきりと言えることは・・・「 売りゃ~上がる 買や~下がる」 状態は確実に回避できます!
今回は、極めてベーシックな部分だけを説明します。
◇ ダウの日足チャートを使ったEMAの説明
今回は便宜上、NYダウの日足チャートを使いましたが、
時間軸はオールマイティです・・。
月足でも良いし5分足でもOK
設定するパラメは、全ての時間軸共通で 20&12(または10) です。
赤が20EMA 私にとっての守護神 最強のテクニカル指標です。
白が12EMA 20EMAの補完 10EMAでも良いんだけど・・今回は12を使用
12EMAが20EMAを↑抜け・・・つまりGCして以降にご注目!
12EMA20EMAとも、右上45度の角度に上昇 実に美しく安定的な上昇トレンドを形成・・・・
ローソク実体部がほどんど12EMAの上で推移しています。 安心してロングできる局面です。
この美しいアップトレンドが終了したのは、4月の末頃・・・・
12EMAが20EMAを↓カット・・・ つまりDC
ここで相場がガラリと一変しました。 そして、この下落トレンドは現在も継続しています。
このチャートを見て、2つ気付くことがあると思います
チャートは 20EMAより上の時は秩序正しく美しい
逆に 20EMAより下だと乱れに乱れる・・・・・・
つまり アップトレンド イズ ビューティフル ダウントレンド イズ ダーティー
そして・・・ これも誰の目にも明白だろう・・
20EMAより上に位置する場面でショートすることがいかに報われないか・・
20EMAより下に位置する場面で買うことがどれほどリスキーなことか・・・
この例では日足を使いました。
時間軸が短くなるほど精度が落ちるとは言え、これは5分足でもある程度ワークします。
5分足の20EMAより上でロングしたのに下がった!! もちろん良くあることですが・・・
15分足 30分足 1時間足までチェックしてますか?
長い時間軸で20EMAがよりローソクが下なら・・・・5分足だけが上でもダメですよ!
木 (5分) を見ず森 (長めのEMA) を見よ です!
杉田氏は、著書の中で EMAで入って、RSIで出ろ・・・と言ってますが・・
私は・・EMAで入って ボリンで出てます・・・ ここは人それぞれかと・・・
これで・・ 売りゃ~上がる 買や~下がるの原因・・・ ある程度解明できたと思います。
つまり・・・ 日足チャート見ながら、EMAのデッドクロスを売りサインとしてショートしていれば・・
今頃はお宝ショート持って左団扇状態だった・・ということです。
まぁ・・こんなこと書いてる私自身が・・・
「あぁ・・・DCしたな・・」 と思いつつ・・ 実際にショートしたのはずっと後になってからでしたが・・
◇ 具体的な使用法
要点を列挙すると下記の通り・・
①ローソク実体部が20EMAより↑に位置すれば買い ↓なら売り
②ローソク実体部は、12EMAより↑(ショートなら12EMAより↓) に位置するのが望ましい。
③ ②の場合、12EMA自体がサポートラインとなる。(ショートの場合はレジストライン)
これを踏まえて・・今現在のNYダウを見てみます。
今のNYダウ・・・ 文句なしにダウントレンドの真っ最中です。
ポジを建てるならショート以外の選択肢はありません。 (ド短期トレードを除く)
現在・・・20EMAが10050 12EMAが 10010 この2本のEMAが上値を強烈に制御
よって・・売り戦略を立てるなら・・・ 10010 または 10050近辺に引きつけての ショートです。
仮に10050を↑抜けられると、もうダウントレンドは終わりか?
12EMAのクロスがない限り、結論は出せないです。・・・
ここで問題になるのが ステイする時間
短時間20EMAを↑抜けたとしてもステイできずに再び20EMA以下に落ちる場合も非常に多い・・(騙し上げ)
いずれにせよ
日足チャート構成要素として最重要であることは言うまでもありません。
最近でこそあまり当たらんので封印してますが・・
かつて私が為替予想してた頃・・
今夜のNYクローズが○○以下ならナンチャラ・・・って言ってたのにはこういう理由があるのです。
◇ 他指標と組み合わせると効果絶大
以上・・・非常にアバウトですが・・・ これがEMAの法則の基本的考え方です。
EMAは絶対ではありません。 レンジ相場に弱い・・・・という欠点もあります。
皆さんが愛用しているテク指標を組み合わせると良いかもですね
わたし的にEMAと相性が良いと思うのは ボリンジャーと RSI かな?
他にあれば教えてもらえると有り難いです^^
◇ 自分なりの戦略に基づくスイングトレード
私の場合・・・中心は、あくまでもEMAだけど・・・臨機応変に色々なテクニカル指標を見ています。
日経で言うと・・・
私は現在 @9764円で3枚のショートをホールド中・・
この9764円という売りコストは・・・適当にショートをポジった結果の平均値ではありません。
つまり 日足一目の転換線や5SMAが共存する9700手前は↑抜けないだろう・・
という私なりのストラテジーに基づいたポジションメイクなのです。
NYダウの売りコスト 10200台についても私なりの根拠があります。
ただし・・・ここまでシビアな戦略を練るのは スイングの場合です!
デイトレだと結構 いい加減ですね^^
ちなみに・・・
昨日~今朝にかけて・・・デイトレ用口座の 岩井CFDのポジったのが ↓
下段のNYダウショートは今朝の・・8時頃だっけな? 外出準備の合間に、ドサクサ紛れでショートしました (・∀・)
デイトレにおいても、今はショートしか出来ないです。
実は今日はほどんどトレードしてません^^
朝から社用で外出し、午後2時半頃から、やっとPCに向かってます。
◇ 今回の225下落局面・・・ EMA信者は決して買い向かわなかったはずだ・・
さきほど閉まった日経・・・・ 昨夜のNY高にもかかわらず引け値ベースでの安値更新。
場中でもザラ場安値を切っていました。
昨日発表された信用残高・・・・ 意外なことに買い残が急増・・・
某サイトによると、9700-9800あたりで買い向かったトレーダーが多いようだ・・。
日経のチャートなんて上記のダウのコピーみたいなもんです。
ってことは・・・
例によって、ひょ~ろん家が、日本株のPERが16倍になった・・・・とか・・騰落レシオがなんちゃら・・とか・・
それを鵜呑みにして日経9700-9800のスッ高値レベルで掴まされてた人達が多かったということです。
その一方で、↑のチャート見ても明らかなように・・
EMA信者には、売り以外の選択肢は与えられなかったはず・・・・・です・・。
私は・・一切ブレないです・・
日経もダウも 12EMAが20EMAを↑カットするまで売りの一手です・・・。
繰り返しますが・・EMAの法則は絶対じゃありません・・。 これを信じすぎて大損することだってあるでしょう。
但し・・・・相場を勝ち抜くには、自分なりの確たるトレードフォームを確立することが絶対に不可欠・・。
私はトレードフォームの基礎にEMAを選んだ・・・ということです。
そして・・このEMAの法則は・・・
Fxよりも、株価指数や個別株のほうが威力を発揮するような気がする。
理由は明白・・・・ 昨今の豪ドル円の動き見ても判るように、何だかんだ言っても、為替はトレンドレスですよ。
株価指数のほうがはるかにトレンドがハッキリしています・・。
だからこそ、レンジ相場に弱いEMAは株価指数CFD向きなのだと解釈しています。
以上・・・長編になり恐縮でしたが、私のEMA理論のご紹介でした。
まぁ・・・新興株で爆含み損に苦しんでいる私が言っても・・いまいち説得力がないでしょうが・・
よろしければご参考にしてくださいませ~
今日はたぶんFXできないと思います・・・・
そして・・・明日の更新はお休みです ちと野暮用がありますので・・^^;
では・・・・ また明後日~ (9日 午後15時45分)