ハイレバレッジだよ人生は☆孤高のトレード職人・お美沙の館

徒然なるままに その日暮らし PCに向かひて 心に移りゆく相場への想いを そこはかとなく書き綴るblog

レバ規制賛成派の意見も聞いてみましょう。

金融庁によるFXのレバレッジ規制が本決まりになりました。
このレバ規制に関しては、私を含め多くのFXトレーダーが猛反対していました。
しかし、ただ反対するだけではなく賛成派の意見にも耳を傾けてみましょう。

以下はロイター記事に対して寄せられた一般の人たちからのコメントの抜粋です。

◇ Aさんのコメント

個人が人生の一発逆転を狙ってレバレッジを効かせた投機を行うという考え方は、例としてパチンコの代用としてのFXを挙げていらっしゃる方が居られる通り、一種の道楽的な感覚なのかもしれません。
ですが、都度投機している額が目に見えて流動するので、射幸心を刺激する要素はパチンコや宝くじ等より遥かに大きいでしょう。
パチンコで大負けしても精々最大で1日10万円程度ですが、レバレッジを利用した投機は身の丈を超えた規模でやれば1日で全財産を失います。
そんな投機をする事自体が無謀だと笑われるかもしれませんが、それが容易に可能なシステムを、誰でも簡単に利用できる現状に問題があるのです。
一瞬でもやけになって、数字をちょっと弄ってしまった為に、家族や組織を巻き込んで全ての資産を失う危険性が生じる。
これは、いつでも誰でも全財産を賭けた丁半博打が自宅で出来るという状態です。

【感想】
う~む・・・・「全財産を賭けた丁半博打が自宅で可能」・・確かに言えてるかもな~・・・(-。-)y-~~~~
ひと昔前なら、大きな丁半博打を張るにには○クザが開帳する非合法な賭場に足を運ぶ必要があった・・。
ところが今は、やろうと思えば自分の部屋で500万の金をFX口座にぶち込んで短時間で2倍になるかゼロになるかの人生賭けた大勝負が可能!

まぁこれは極端な例だとしても、FXを始めてから私のPCが在宅ギャンブルマシンになったことは事実です。

取引時間が決まっている株トレードと違って、FXの場合はほぼ24時間好きなときにログインできる。
私もFXを始めた当初は思い切りハマってしまい、深夜遅くまでスキャルピングやってましたから・・。
FXが生活パターンを一変させたと言っても過言ではなかった。
まさしく自分の部屋が24時間営業のカジノと化していた。

私が読んだネット情報によると、パチンコ屋でパチンコやスロットをやりながら携帯でFXやってる人も多いとか・・。
また、平日の地方競馬のネット投票をやりながら、同時にネットでFXやってる人も激増したらしいです。
つまり、他のギャンブル資金がFXに流入している状態・・・。
この状態に危機感を抱いたパチンコ業界や地方競馬を運営する地方公共団体レバレッジ規制の圧力をかけたとの説もあります

私はパチンコはやったことないので判らんのですが、地方競馬の馬券買ってた人がFXに資金を移動するのはよく理解できます。
つか・・普通の思考能力のある人ならば、いま手元にある数万の金を、張り手必敗のギャンブルである馬券に使うか、確率50%のFXに使うかを天秤にかけるのは当然だと言えるでしょう・・。


◇ Bさんのコメント

一定の証拠金でラスベガスのチップを買い、ルーレットの卓に置き、当たりを重ねて何倍にも膨れ上がる。いい加減にチップが膨れ上がった所で胴元の操作により、一挙に負けに追い込む。まさにFXがこれである。カジノであれば明白なイカサマがあった時は、法により処罰されるが、FXの場合胴元が客が相当に積み込んだのをみて、ストップロス狙いの売りを掛けても罪には問われない。これ程ひどいギャンブルが放置されてきた事自体が問題である。

【感想】
これは私も同感です。
ネット情報によると、外為オンラインやブロードネットの朝のハイレバ狩りは有名らしいです。
私も1年ほど前に経験しました。
早朝タイムだし、どうせ動きは鈍いだろうと思いブロードネットでハイレバ目一杯に効かせてポジってたら何の材料もないはずなのに突如スプレッドが30~50ピピくらいに拡がってロスカット・・・・・唖然としたことがあります。
当時はFX初心者だったもので、これがハイレバ狩りだとは気が付かなかった。

つい最近の例ではEMCOMで目撃しました。
このことは前にこのブログでも書きましたが、4月にデビューしたばかりのEMCOMは営業開始早々に目に余るハイレバ狩りをやっていた!
EMCOMは朝ではなく東京タイムの午後~夕方が多かったと思う。

でもこれは、ハイレバレッジが問題なのではなく、ハイレバを使っている客を食い物にしている一部の悪質な業者が悪いんですよ。

でもよくよく考えてみれば・・
本胴元のインターバンクのスプレッドが平均して2.0程度らしいです。
これを取り次ぐ相対業者が客に1.0で提供するなんてことは、200円で仕入れた商品を100円で売ってるようなもんだ。
つまり売れば売るほど損が膨らむという理屈になる。
ハイレバ、狭スプで集客している業者はどうやって利益をあげているのかが最近になってやっと解ってきた。
彼らにとってスプレッドなどどうでも良いのだ・・・・。極端な話し、スプ0でも利益をあげることが可能だろう。

ハイレバ狩りという理不尽な行為が横行する状態はレバ規制実施の来年8月に向けますますエスカレートし、悪徳業者は最後の稼ぎ場とばかりに、なりふり構わず客の金を食い物にすることでしょう・・
なぜなら彼らはレバ規制実施後の営業の継続のことなど考えていないからだ・・・。
既に腹が決まっているので、顧客の信用を失うことや行政処分も怖くない・・。
現に、EMCOM  みんF  MJ・・・この3兄弟は最近特にスベリのタチが悪くなってきた。
そして最近になって、また新しいFX会社作りましたね・・・名前なんだっけな?
レバ規制実施が本決まりになってから新FX会社を作るなんて、魂胆がミエミエじゃないですか・・。
とにかくEMCOMホールディングスグループには要注意です・・・(`・ω・´)

こうした無法な悪徳業者に対して私達がとるべき対抗手段は2つ・・・
① 一切スルーして普通のFX会社(ひまわりとかFXプライムとか)を使う
② アコギな業者ほどキャッシュバックキャンペーンを派手にやっているので、キャッシュバックの条件を満たすために1ロットだけトレードしてキャッシュバックが実施されたら速攻で口座を解約する!

ちなみにこの私は②の方法を選択しました・・・・EMCOMの口座は既に解約済みです・・。


◇ 結論

東京株式市場では先週後半あたりからマンション大手の長谷工コーポが値を上げ、100円を突破しました。
この長谷工を信用で10000株(約100万円分)売買するには証拠金が30~40万必要です。
私も週明けからこの長谷工をタイミングを見て空売りしてみようかと思ってるんですが、いずれにせよこの種の株を扱うのはビビってしまいます。
つまり↑にいくか↓にいくか判らんものに100万もの大金を張ることに対しては警戒心を抱くのが普通の人の感覚だと思う。

ところがFXをやる場合この警戒心がすっかりなくなってしまう。
それは、ドル円1枚が5千円程度で手軽にポジれるという証拠金の少なさに原因があるかと・・
もちろん株と為替ではボラティリティが違うんですが、金額面だけに着目すればドル円を1枚ショートすることは長谷工を1万株空売りするのと同じことなのです。

そのボラティリティにしても先々週末からのドル円の動き見てたら、普通の株と同じくらい動いてますし^^

世の中にトレードは数あれど・・・・・為替は最も難しいトレードだと言われています。
例えば今、中国で軍事クーデターが起きたとする・・。
日経先物は売りの一手です。
金先物は問答無用で買いです。
じゃぁ・・ドル円はロング?ショート?
ここが2国の通貨の交換レートである為替相場の難しいところなのです。
従って、株で食ってるトレーダーは多いけどFXで食ってる人は極めて少ない。
確かにFXで大儲けして多額の納税をしてる人は存在するけど、それはたまたま自分の狙い通りに為替が動いてくれた結果なのだと思います。

百戦錬磨のプロでさえも恐れる為替トレード・・・
こんな難しいトレードを今まで株の現物取引さえ未経験の主婦にやらせたらどんな結果になるかは明白だったはず・・・
今頃になってレバレッジ規制なんて・・・ 全焼した家にバケツで水をかけてるようなもんだと思う・・・

長い記事になりまして恐縮です^^;
ちと日曜日はヒマなもんでつい・・・(^^ゞ

誰が何と言おうと、個人的には、レバレッジ規制には大反対ですっ (`・ω・´)  

       
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