ハイレバレッジだよ人生は☆孤高のトレード職人・お美沙の館

徒然なるままに その日暮らし PCに向かひて 心に移りゆく相場への想いを そこはかとなく書き綴るblog

話題の書 「FX革命」 に関する考察

昨年の6月にFXと出会って以来、これまで数多くのFX書籍を購入し読破しました。
私の書棚は15冊以上のFX関連書籍で埋まっています^^

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さて、昨年の夏に私のブログ友の間で話題になっていたのが、南緒さんの「FX革命」という本です。
おそらく多くの人が一度は読んだことのある本だと思うのですが、この本に関する私の意見を・・。

①猫も杓子も円キャリトレード
円を使って高金利通貨を保有するというスタイルが日本の素人FXトレーダーの主流であり、スワップ狙いで保有することのリスクの大きさ、非効率さを指摘しています。

これについては全く同感。私は元々スワップ指向はありませんでした。

確かにこれまでの円高局面では、スワップ族討ち死に状態でした。
この本の著者のようにFXで人生が好転した人もいるでしょうが、逆の意味で人生変わった人も多かったはず。

但し、これからも「スワップ狙い=愚策」なのか?・・と言えば多少異論の余地あり・・
円高傾向がピークアウトしたなら、意外とスワップ狙いに花が咲くこともあるのでは?とも思ってますが・・

②ハイレバだけが人生だ!
「ハイレバ=危険」というイメージは間違いで、むしろローレバのほうが損失が拡大する・・と指摘。
ハイレバのメリットを強調しています。

これも全く同感であります。
私がハイレバ業者しか使わないのは、この本を読む前からこのことに気付いていたからです。

そういえば・・・サブプラ問題が表面化した初期の頃、マネーパートナーズの株価が超絶に下がったことがあった。
その時の株式コラムにこんなことが書いてあったと記憶してます。
「マネパはレバが低いので、スワップ派の顧客が多い。このため顧客が甚大な被害を受け同社の業績悪化懸念が台頭(以下省略)~~」

要するに・・レバ2~5倍でやってるFXトレーダーは、一見堅実に見え、ハイレバは危険に見える。
しかし、ローレバだと含み損が発生しても持ち応えられる分、大きく原資を食いつぶす・・ということだと思います。

そりゃ~納得です。
FXのトレードリスクの大きさは差し入れた証拠金額の大きさに比例するとも考えられる。
ならば小額の証拠金で済むハイレバ業者が良いに決まっている。

ちょっと例えがズレてるかもだけど・・
初めて競馬場に行く時に、100万持って行く人と3万しか持って行かない人とどちらが大損する可能性が高いか・・って話に近い思う。

但し、ここでいうハイレバとは、私が使ってるFXTSやヒロセみたく400倍とかのレバレッジまでは必要ではなく、外為オンやクリックの200倍程度までOK!
しかし、マネパやフォーランドみたいなローレバじゃ~FXの魅力が半減するってことですね!

つまり何だかんだ言ってもFXなんて所詮はハイリスク金融商品なのです。
安全性・健全性を求めるならFXなどやらないで外貨預金すればよい。
FXというリスキーな世界に足を踏み入れたからには、ドド~ンと派手にいこうよ・ってことでしょうね!

③「楽して儲かるシストレ」のウソ
この主張にも全く同感・・・・株でも為替でもこの手の話は多いけど、そんな錬金術あるわけないっしょ。
人の裁量や思惑で動く為替相場に、そもそもPCシステムは馴染まないと思ってます。
競馬のPC予想が当たらないのと同じ理屈かと・・。

④「命ガネ」でトレードせよ!
これが一番インパクトあったな^^
普通は、命ガネでトレードするな・・余裕資金でやれ・・が常識。
でも私もこの常識には昔から異論がありました。
学校の先生みたいなこと言うなよ~・・って思ってました。
この本の値打ちはこういう歯の浮くようなタテマエ論をバッサリと切り捨てるところだと思う。

そもそも何百万もの余裕資金がある人なんて少ないはずだし、本当の大金持ちならトレードみたくリスキーな投資する必要ないと思うし・・・。
私も含めてほどんどのトレーダーさんは、無理して資金運用してると思ってます。

私の株&FXトレード資金200万も命ガネっちゃ~命ガネですからw
これが溶けたら最低でもあと5年はトレードから退場確定ですので・・・

ドル円なんてバカらしい。ハイボラ通貨のポン円で勝負せよ
なるほどね・・・
最近特に感じるんですがドル円なんかポジって画面注視してても低ボラ過ぎて時間の無駄って感じがしてきました。
時間効率を考慮するなら、やはりある程度のボラがないとダメでしょうね~
しかしポンドはどうもな~・・(*´。`*) 
私はとりあえずユロ円か豪ドル円くらいにしとこう~

⑥ストップを動かすバカ、取り消すアフォ
え?まるで私のトレードを見られてたみたいだなぁ~・・ (^^ゞ

⑦FXは貧者の味方・・・資金の無い人こそFXで人生逆転せよ
ふ~む・・・。
まぁ私も株をやるには資金不足だからFXやってる部分もありますから、貧者に属するのでしょう。
本当に人生逆転するくらい勝ってみたいもんですが^^

その他
ポジポジ病の恐怖、損切りの重要性等々については、一般的な記述がされています。

◇ で・・・実際のトレードにどこまで役立ったのか?

手短に書きますと、この本では、4h 2h 30m 5m の4つのチャートを開き、中短期傾向を把握しつつド短期トレードでリカクせよ・・と書いてます。

ま・・そりゃ私もこの本読む前からやってるんですよ。
使う時間軸チャートは多少違いますけどね!
確かにこの方法でヒットすることも多いけど、例外もある。その例外の時に大きくヤラれちゃうんです!

さらに私がこの本の方法を実践するにあたって一番ネックになったのが・・
この本ではローソク足じゃなく平均足を使ってトレンドを把握せよ・・って書いてるけど・・。
長年親しんできたローソク以外の足を見るなんてイヤだ (`・ω・´)
つか・・・平均足チャートなんて表示できる機能ないですし・・。
平均足を使える業者さんも紹介してくれてますが、このためにわざわざ口座作る気にもならんしな~・・。

◇ 結論・・・・・私は実戦に活用できてないですが、著者の考え方には共鳴できる点が多かったです

ひと言でいって、面白い本でしたよ。

だいたいどのFX本も内容的には大差がなく、その内容も株トレードで既に知ってることでしたから。
そんな中この本は、さすがに話題になるだけあって斬新な内容も含まれてます。

しかし、この本を読んだからといって、一夜にして敏腕トレーダーになれるとは思わないです。

正直いって、この本で推薦しているトレード方法がそれほど画期的だとは思わない。
徹底したショート派であるこの本の著者が、超絶円高という神風に上手く乗って莫大な利益を得たという側面もあると考えてます。

従ってこの本はトレード方法の指南書というよりも、FXトレーダーの心構えを説いた本・・という感じかな?

FXというものに対する考え方が定まっていない人にとっては必読の書と言えるのではないでしょうか?

まだお読みでない方はぜひぜひ~^^

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そういえば今日は・・||ー ̄)

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実は今日は仕事先の事務員さんと2人で近所に梅見にいく予定だったのですが、天気予報によると午前中は天気悪いってことだったので来週に延期になりました。

ところが急に晴れてきちゃいましたけどね^^;

では良い週末を~ (o^_^o)ノ゙  (バレンタインデー 朝9:35分)
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