馬券のはなし(前編)
◇ 直近10年間の馬券損益・・・・・ナニゲにプラスなこの私・・
私の馬券デビューはオグリキャップブームが最高潮だった平成元年です。
そして平成2~3年にはメジロマックイーン トウカイテイオーらのスターホースが出現!!
競馬ブームが盛り上っていた時期でした。
私も日曜が来るのが楽しみで、馬券も重賞レース(GⅢ以上の)は小額ですが毎週のように買っていました。
そして平成2~3年にはメジロマックイーン トウカイテイオーらのスターホースが出現!!
競馬ブームが盛り上っていた時期でした。
私も日曜が来るのが楽しみで、馬券も重賞レース(GⅢ以上の)は小額ですが毎週のように買っていました。
・私の馬券観を根本的に変えた馬・・ダイユウサク・・
そんな私の馬券熱を一発で冷やしたのが、平成3年暮れの有馬記念でした。
「競馬というものは展開次第で、どんな馬でも勝てるものなんだ・・」
こう思った瞬間に、馬券にお金を投じることが凄くもったいなく思えてきた。
これからも競馬を愛していくけれど、馬券からは距離を置こう。
どうしても馬券を買うときは「外れて元々・・・・もし当たればラッキー・・」 このノリになりました。
従って、馬券を買う回数が極端に減り、徹底した穴狙いになりました。
つまり徹底的な見(ケン)を貫く私の現在の馬券スタイルは、平成3年有馬記念によって確立されたのです。
平成4年以降、馬券を買うのは年に2~3回程度まで。このルールは現在も固く守っています。
これだけレース数が少ないと、競馬成績表をつけていないでも、記憶によって過去の馬券成績を再現できます。
◇ 直近10年間の馬券成績
【1998年】 年間収支 ▼30.000円
(内訳)
①天皇賞(秋)▼15.000円 サイレンススズカ絶対だと思って勝負するも、悲しい結果に終る・・。
②有馬記念 ▼15.000円 セイウンスカイを切ったのは正解だったが、期待のステイゴールドが惜しくも3着。
【1999年】 年間収支 + 359.250円
(内訳)
①天皇賞(秋) + 379.250円
これは私の馬券歴の中で最大のヒットになった忘れられないレースです。
前売りオッズを見ると、穴の西山牧場のセイウンスカイが人気の中心になっていた。典型的な危ない本命馬だ。
その一方で、前走太目残りのため凡走したスペシャルウイークが不思議なまでに人気を大きく落としていた。
ここは勝負だ (=^・ェ・^=)ノ
私はPAT会員じゃなかったので、ウインズ梅田へ電車でGO!!
迷わずセイウンスカイをぶった切って、スペシャル軸の馬連2500円ずつ6点買いの15.000円勝負!!
相手馬6頭の中にはもちろん私の大好きな馬ステイゴールドも・・・
レースはスペシャルウイーク-ステイコールドという「順当」な結果に収まったにもかかわらず、馬券だけが馬連157倍というあり得ないような高配当!!
天にも昇るような気分だった。
翌日は仕事なので当日中に馬券を換金しに行った・・。
人目を忍んで自動馬券払戻機に当たり馬券を突っ込む・・・・・・・万札がガバチョと出てきた。
それを掴んでセカンドバッグに押し込み、逃げるようにしてウインズ梅田を飛び出しタクシーを拾って家に帰ってきたのを今でもよく憶えています。
②有馬記念 ▼20.000
一戦ごとに強くなっている3歳馬テイエムオペラオー軸に馬連2万ぶち込みました。
前回はお世話になったスペシャルウイークだけど、秋天→JCと連勝して、さすがにここは厳しいだろう。
テイエムオペラオーの相手にはグラスワンダー ツルマルツヨシを厚めに買っていました。
ゴール寸前、あわやテイエム-ツルマルで決まるか・・の場面があり、秋天の再現か!と一瞬夢を見たけれど・・
結局はグラスワンダー-スペシャルウイークに力で捻じ伏せられた。
馬券は結局ハズれたけど、全身に電気が走るような好レースでした!!
【2000年~2006年】 馬券の大空白時代
そして2000年から現在の千葉県に転居・・。
千葉幕張のマンションでは、契約もしていないのにグリーンチャンネルを見ることができた!
ケーブルテレビか何かが標準装備されていたからだと思う。
ところが馬券を買おうにも、千葉県にはウインズがありません。
馬券を買うには、中山競馬場に行くか東京のウインズ錦糸町まで足を伸ばさないといけない。
元々馬券購入意欲が極めて乏しい私です・・・・。そんな面倒くさいことできっこないです。
つまり「グリーンチャンネルは見れるが馬券が買えない」という不思議な状態が6年間続きました。
【2007年】 年間収支 ▼20.100円
幕張から今の住居に引っ越したのでグリーンチャンネルが映らなくなくなったのは残念・・・
まぁフジテレビの競馬中継で見ればいいかぁ
もっとも、川合俊一のお気楽な司会が大嫌いなのでレースの時以外は全く番組を見てませんがw
馬券が買えない状態に特に不満はありませんでしたが・・
「即PAT」という言葉はジャパンネット銀行やイーバンクのトップページで良く目にしていました。
ダービーも近づいてきたある日、ちょっと内容を見てみると・・
スゴイ!!!ネットバンクに口座さえあれば即馬券が買えるんだ~
いや~便利な時代になったもんですね~(・∀・)
ということで2007年から年2回の原則が復活しました。
①日本ダービー ▼5.100円
圧倒的一番人気のフサイチホウオーは府中の2400mは不安だと見て切り捨て。
アドマイヤオーラ中心で馬券買ったまでは良かったけど、まさかウォッカが勝つとは・・。
アドマイヤオーラ⇔アサクサキングスの組み合わせは買っていたので、ウォッカさえこなければ大勝だったのですが・・。
②有馬記念 ▼15.000円
私なりの馬券の法則があって、この法則ではロックドゥカンブが勝つと確信!!
馬券も思い切って多めに買いましたが・・・・大失敗 (* ̄O ̄)~
マツリダゴッホなんて一番最初に消した馬だし・・・。
【2008年】 年間収支 ▼ 11.800円
①日本ダービー ▼ 3.800円
レインボーペガサスで買ったけど、ダメだった。
ディープスカイを距離不向きと判断し軽視していた時点でオワっていた。
②有馬記念 ▼ 8.000円
ダイワスカーレットを最初から捨てていた時点でオワっていたw
レースをテレビで観ていても、1周目ホームストレッチでダイワスカーレットが単騎逃げに持ち込んだ時点で馬券ハズレは確定。
馬券が外れたから言うわけではないけど・・・・
この有馬記念はH15年 ゼンノロブロイ~タップダンスシチーのド本命で決まったレースと並ぶ最低のグランプリだと思った。
熱戦の末に馬券が外れても全然OKなんだけど、今回だけは8.000円をドブに捨てた思いだった。
【1998年】 年間収支 ▼30.000円
(内訳)
①天皇賞(秋)▼15.000円 サイレンススズカ絶対だと思って勝負するも、悲しい結果に終る・・。
②有馬記念 ▼15.000円 セイウンスカイを切ったのは正解だったが、期待のステイゴールドが惜しくも3着。
【1999年】 年間収支 + 359.250円
(内訳)
①天皇賞(秋) + 379.250円
これは私の馬券歴の中で最大のヒットになった忘れられないレースです。
前売りオッズを見ると、穴の西山牧場のセイウンスカイが人気の中心になっていた。典型的な危ない本命馬だ。
その一方で、前走太目残りのため凡走したスペシャルウイークが不思議なまでに人気を大きく落としていた。
ここは勝負だ (=^・ェ・^=)ノ
私はPAT会員じゃなかったので、ウインズ梅田へ電車でGO!!
迷わずセイウンスカイをぶった切って、スペシャル軸の馬連2500円ずつ6点買いの15.000円勝負!!
相手馬6頭の中にはもちろん私の大好きな馬ステイゴールドも・・・
レースはスペシャルウイーク-ステイコールドという「順当」な結果に収まったにもかかわらず、馬券だけが馬連157倍というあり得ないような高配当!!
天にも昇るような気分だった。
翌日は仕事なので当日中に馬券を換金しに行った・・。
人目を忍んで自動馬券払戻機に当たり馬券を突っ込む・・・・・・・万札がガバチョと出てきた。
それを掴んでセカンドバッグに押し込み、逃げるようにしてウインズ梅田を飛び出しタクシーを拾って家に帰ってきたのを今でもよく憶えています。
②有馬記念 ▼20.000
一戦ごとに強くなっている3歳馬テイエムオペラオー軸に馬連2万ぶち込みました。
前回はお世話になったスペシャルウイークだけど、秋天→JCと連勝して、さすがにここは厳しいだろう。
テイエムオペラオーの相手にはグラスワンダー ツルマルツヨシを厚めに買っていました。
ゴール寸前、あわやテイエム-ツルマルで決まるか・・の場面があり、秋天の再現か!と一瞬夢を見たけれど・・
結局はグラスワンダー-スペシャルウイークに力で捻じ伏せられた。
馬券は結局ハズれたけど、全身に電気が走るような好レースでした!!
【2000年~2006年】 馬券の大空白時代
そして2000年から現在の千葉県に転居・・。
千葉幕張のマンションでは、契約もしていないのにグリーンチャンネルを見ることができた!
ケーブルテレビか何かが標準装備されていたからだと思う。
ところが馬券を買おうにも、千葉県にはウインズがありません。
馬券を買うには、中山競馬場に行くか東京のウインズ錦糸町まで足を伸ばさないといけない。
元々馬券購入意欲が極めて乏しい私です・・・・。そんな面倒くさいことできっこないです。
つまり「グリーンチャンネルは見れるが馬券が買えない」という不思議な状態が6年間続きました。
【2007年】 年間収支 ▼20.100円
幕張から今の住居に引っ越したのでグリーンチャンネルが映らなくなくなったのは残念・・・
まぁフジテレビの競馬中継で見ればいいかぁ
もっとも、川合俊一のお気楽な司会が大嫌いなのでレースの時以外は全く番組を見てませんがw
馬券が買えない状態に特に不満はありませんでしたが・・
「即PAT」という言葉はジャパンネット銀行やイーバンクのトップページで良く目にしていました。
ダービーも近づいてきたある日、ちょっと内容を見てみると・・
スゴイ!!!ネットバンクに口座さえあれば即馬券が買えるんだ~
いや~便利な時代になったもんですね~(・∀・)
ということで2007年から年2回の原則が復活しました。
①日本ダービー ▼5.100円
圧倒的一番人気のフサイチホウオーは府中の2400mは不安だと見て切り捨て。
アドマイヤオーラ中心で馬券買ったまでは良かったけど、まさかウォッカが勝つとは・・。
アドマイヤオーラ⇔アサクサキングスの組み合わせは買っていたので、ウォッカさえこなければ大勝だったのですが・・。
②有馬記念 ▼15.000円
私なりの馬券の法則があって、この法則ではロックドゥカンブが勝つと確信!!
馬券も思い切って多めに買いましたが・・・・大失敗 (* ̄O ̄)~
マツリダゴッホなんて一番最初に消した馬だし・・・。
【2008年】 年間収支 ▼ 11.800円
①日本ダービー ▼ 3.800円
レインボーペガサスで買ったけど、ダメだった。
ディープスカイを距離不向きと判断し軽視していた時点でオワっていた。
②有馬記念 ▼ 8.000円
ダイワスカーレットを最初から捨てていた時点でオワっていたw
レースをテレビで観ていても、1周目ホームストレッチでダイワスカーレットが単騎逃げに持ち込んだ時点で馬券ハズレは確定。
馬券が外れたから言うわけではないけど・・・・
この有馬記念はH15年 ゼンノロブロイ~タップダンスシチーのド本命で決まったレースと並ぶ最低のグランプリだと思った。
熱戦の末に馬券が外れても全然OKなんだけど、今回だけは8.000円をドブに捨てた思いだった。
◇ 馬券に関する私の暴論的見解
こんなわけで、1999年のメガヒットから9年も経つ現在も30万ほどの利益が残っている状態!
私がマイルールを遵守している限り年間に3万以上損することはありません。
ということは、最悪でも今後10年間は馬券の収支がプラスキープできる・・ということになります。
ということは、最悪でも今後10年間は馬券の収支がプラスキープできる・・ということになります。
この幸運な状態を大事にしたいと思っています。
そして今後の10年間の中で「もしも」馬券が当たるようなことでもあれば、赤字転落の時期が10年後ではなく15年後に延びるかもしれない・・。
そして延ばされた15年間のうちで「もしも」馬券がまた当たれば今度は20年に延びるかもしれない。
そして延ばされた15年間のうちで「もしも」馬券がまた当たれば今度は20年に延びるかもしれない。
こうしているうちに年齢的にPCができなくなり、結局は生涯の馬券成績プラスのまま人生を終えるかもしれない。
これこそが私の理想とする馬券スタイルであります。
これこそが私の理想とする馬券スタイルであります。
私の馬券に対する認識はこの程度です。
で・・要するに何が言いたいのかといいますと・・・。
競馬というものは馬券売り上げの上に成り立っているということは紛れもない事実です。
また馬券が的中したときの快感は格別だということもよく解っています。
また馬券が的中したときの快感は格別だということもよく解っています。
しかし世の中にはギャンブル・投機の類はたくさんあります。
どうせ金を使うなら少しでも勝つ可能性の高いものを選択すべきでしょう。
どうせ金を使うなら少しでも勝つ可能性の高いものを選択すべきでしょう。
私は2007年1月から新興株のネットトレードを始め、2008年6月からは新たにFXも始めました。
これらは虎の子の200万を投じたリアルガチンコ勝負であります。
大切なお金を投じてガチンコ勝負できる理由は、株もFXも日頃の努力研究の成果が多少なりともトレード成績に反映されると信じているからです。
大切なお金を投じてガチンコ勝負できる理由は、株もFXも日頃の努力研究の成果が多少なりともトレード成績に反映されると信じているからです。
馬券との決定的な違いはこの点だと思う。
競馬の場合、この道30年の人の買う馬券も、初心者がサイコロ投げて買った馬券も回収率において大差はないと思ってます。
競馬の場合、この道30年の人の買う馬券も、初心者がサイコロ投げて買った馬券も回収率において大差はないと思ってます。
◇ 馬券に上手い下手はない! 時間かけて研究する価値もないと思う
これを言ってはおしまいなのかも知れませんが・・
競馬なんてもんはフロック性90%です。
過去のデータを熱心に分析したり血統をどんなに詳しく研究したところで、「レース展開のアヤ」の前には全くもって無力である!
過去のデータを熱心に分析したり血統をどんなに詳しく研究したところで、「レース展開のアヤ」の前には全くもって無力である!
従って、馬券なるものは一切買わないことがベストなのですが、それでは競馬ファンとしてあまりに寂しいので、原則はバーチャールのデモ馬券(つまり予想だけ)に留め、年に2度だけリアルで軽く手を出す・・。
馬券という張り手必敗のギャンブルに手を出すには、試行回数(つまり馬券を買う回数)を極端に減らすことがまず必要である。
試行回数が多いと必ず確率は収束する・・・つまり大損する。
試行回数を極端に少なくすれば場合によっては、確率の例外として勝ち組になれる可能性が少しは生まれる・
試行回数が多いと必ず確率は収束する・・・つまり大損する。
試行回数を極端に少なくすれば場合によっては、確率の例外として勝ち組になれる可能性が少しは生まれる・
大きなお世話だと言われることを承知で、最後に株やFXのトレーダーでありながら馬券を買う人に忠言したい・・・
株やFXを知らない人が馬券を買い続けるのはまだ理解できる。
私が理解できないのは、株・FXをやっていながら馬券にお金を注ぐ行為である。
言ってる意味わかりますよね? (`・ω・´)
これが私なりの馬券に対する考え方です。
最後に断言しましょう!! 競馬は馬券と切り離しても十分に楽しめる素晴らしいスポーツです