ハイレバレッジだよ人生は☆孤高のトレード職人・お美沙の館

徒然なるままに その日暮らし PCに向かひて 心に移りゆく相場への想いを そこはかとなく書き綴るblog

規制緩和と資格について・・

先日、近年の資格の難化傾向について書きましたが今回は規制緩和と資格との関係について書きます。


新規事業の参入を阻害するものとして種々の規制があります。

これらを緩和することにより、これまで規制によって過剰に保護されてきた業種に風穴を開けるという趣

旨には基本的に大賛成です。

しかしながら、昨今のマンション強度偽装問題やライブドアの経営手法の問題は規制緩和の負の産物だと

言えます。


こうした規制緩和の流れを受け、資格試験も近年、試験制度が変るものが多いですよね。

私が知ってる限りでも司法試験を筆頭に公認会計士行政書士不動産鑑定士等々・・主要な法律系資格

試験の大半が制度の変更があり、制度変更によって一様に難化が予想されています。

それによって混乱してる受験生の方も多いですよね。


私が昨年勉強した宅建についても、実務経験者の5問免除の規定が大幅に緩和され不動産業従事者有利の

方針がハッキリと打ち出されました。

宅建については、机の上の知識だけの人より実務従事者に資格を与えたいというのが国交省の意向のよう

です。

こうした傾向を私達受験生はどう捉えたらいいのでしょうか・・・


他資格については、例えば税理士や司法書士などは、かつてのように資格取得=独立開業という図式は完

全に消え去りました。

資格取得後の経営努力がない士業の人達は容赦なく淘汰され、クライアントのニーズに応える能力の無い

事務所は負け組みへと追い込まれます。

この状況をもって「最近の士業は厳しくなった」と評されているのです。


しかしこれは明らかにおかしいです。

事務所開業後、競合する他の事務所と競争することは当然ですし実力のない事務所が消えていくのは資本

義経済の下では当然の摂理・・・。

また、いくら有資格者数が増えて飽和状態だからといっても、税理士法司法書士法という「規制」で独

占業務は守られており、所詮は有資格者間での限定的な競争です。

かつてのように資格の上で安閑と収入を得ることができたセンセイ稼業の時代こそが異常だったのです。


いつも言っていますが、資格は人生を変えてはくれません。

しかし資格取得は人生を切り開く手段にはなり得るはずです。

資格で成功してる人は難関資格に合格した人でなく、資格をうまく活用した人なんだと思います。

資格取得後も研鑽努力する人にとって規制緩和は恐るに足らず・・・

むしろ追い風であると考えたらいかがでしょうか・・


以上、たいした資格に合格してない私がえらく偉そうなこと書いてしまいましたが、なにかご意見あれば

お願いします^^;


ではまたー(^O^)/
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