ハイレバレッジだよ人生は☆孤高のトレード職人・お美沙の館

徒然なるままに その日暮らし PCに向かひて 心に移りゆく相場への想いを そこはかとなく書き綴るblog

社台の法則 【永久保存版】

社台の法則の極意

一部のブロ友さんからのリクエストにお応えして・・・今回は 社台の法則 を全公開

この法則は・・・
90年代前半のクラブ馬主経験や、読み漁った色々な競馬本を参考にし、その集大成として私が考案しました


社台の法則の根底を貫く考え・・・・競馬は「馬」じゃないよ 「人」だよ

90年代前半の私は・・いわゆる一口馬主にハマっていた。
現存する馬主クラブなのでクラブの実名は伏せますが・・・数百万単位のカネを一口馬主で溶かしました

自分の愛馬が出走する日ともなると・・・
朝から阪神競馬場京都競馬場に繰り出しパドックの段階から愛馬を応援していました☆

イメージ 1

これは一般的なパドック風景です。 普通の人は「馬」の気配を見る。

だが・・競馬で重要なのは・・・実はこのサークルの中にいるたちだ。

調教師 (競馬社会ではテキと呼ばれる)
そして・・身なりの良い服装をした人たち・・・・・・馬主さんです。
こういう人たちがパドックの真ん中のサークルに陣取って和気藹々と談笑している。

もちろん私は一口馬主の身分なので、一般客と同じくパドックの外から愛馬を眺めるだけです。


ここで私は大きなことに気がついた・・。

競馬を本当の意味で仕切っているのは・・調教師・馬主と呼ばれる人たちなのだ。

これこそが 人が操る競馬 ・・・  社台の法則の礎なのです。

社台の法則の要点

実はこのテーマを全部書くと本1冊分になる。  これでは書くほうも読むほうも大変・・

なので・・なるべく手短に書きますがそれでも長いので・・・

まぁ・・興味のある人は、お時間ある時にでも頑張って読んでくださいな ヾ(✿❛◡❛ฺฺ)ノ

有力馬主のみが通れるコース・・とは?

競馬の着順を決めるにあたり・・・最も重要なものは何か?

多くの人は 馬の能力や調子の良し悪し・・ 騎手の技量・・・・ と答えるだろう。


違う (`・ω・´)  そんなものはほどんど関係ない

着順を決めるのは・・・レースの道中のコース取りなのだ!  

どんな強い馬でも道中で馬群に揉まれたりとか・・

4コーナーで大外ブン回されたりとか・・・直線前が空かなかったりしたら一巻の終わりなのだ。


じゃぁ・・不利なレースを強いられる馬と、常に良いコースを通れる馬の違いって何だ?

一般にこれは展開のアヤと呼ばれるけど・・・・・・ これは単なる偶然の産物なのか?  

違う (`・ω・´)   

良いコースを通れるのは、一握りの有力馬主の所有馬や大御所厩舎所属馬だけなのだ・・・ 

騎手が有力馬主の馬を見分けやすくするために 騎手服のデザインが馬主ごとに分かれているのだ。


車の運転に例えるなら・・・・ 騎手服ってのは車の車種みたいなもんだ!

道路走ってる時、横からウインカー出して無理やり前に入ろうとしてる車があったとする。

ポンコツの軽自動車なら決して前に入れないけど・・・ベンツなら前に入れるでしょ・・

金子馬主の黒地の騎手服・・・  騎手の間では まさにメルセデスベンツなんです 

栗東美浦・・・馬社会の特殊性


ご存知のように関西には栗東トレセンが、関東には美浦トレセンがある。

トレセンと言っても馬をトレーニングするためだけの施設ではない。

その中には病院・学校・公園があり・・・一般社会とは隔絶されたひとつのソサイエティが形成されている

そこに暮らす者たちは、生涯をこの馬社会で過ごすことになる (不祥事起こして追放されない限り)


じゃぁ・・馬社会住人のジョッキーは何を心がけて騎乗するのか?

レースに勝つことなどどうでも良いのだ。

騎手引退後の調教師生活のことを考えるなら・・・・できるだけ波風立てず・・・

大御所調教師や大御所馬主の機嫌を損なうことなく騎乗することになる。



このように・・・一般競馬ファンと馬社会の人たちでは視点が明らかに異なる。

馬や騎手をいくら研究しようとも・・競馬を本当の部分で牛耳っている人を無視していては無駄。


これで・・
レース結果に、人が及ぼす影響力について大体のイメージは湧いたと思います・・。

社台の法則4か条

① 王道レースと祭りレース

② 王道レースで勝つことを許されるのは個人馬主所有馬  クラブ馬は2着または着外

王道レースとは・・最も格式高いレースと言う意味・・。
3歳最高峰のダービー古馬の最高栄誉である天皇賞・・・  この2レースを指す。
牡馬3冠クラシックレースでも皐月賞菊花賞はダービーほどの権威はない。 

祭りレースとは・・・・馬券レースと呼び変えても良い。
要するに盛り上がるためのレース・・・
牝馬クラシックの桜花賞、オークス、ドリームレースの宝塚記念有馬記念・・・・
全て何でもありの祭りレースだ。 
マル地の馬だろうが、馬主が法人だろうが一口だろうが・・厩舎が弱小だろうがそんなこた~関係ない

笠松出身の非王道馬の典型オグリキャップ・・・・天皇賞ではどうしても勝てない (当たり前)
アクセル全開を許されるお祭りレースの有馬記念では2度優勝。


王道レースで人気になり、人気に応えて勝つことを許されるのは・・
王道厩舎所属で大御所個人馬主の馬のみに限られる。

また・・馬自体も高馬(値段の高い馬)でなければならない。(つまりある程度の良血馬)
オグリのような地方出身馬などは論外だし、高馬でもクラブ馬(社台RHも含め)の勝利はタブーなのだ。

つまりダービーや春天に勝つ馬ってのは・・・
調教師・馬主・馬      三位一体で様々な条件をクリアしたエリート中のエリートということ!
一点の曇りがあってもいけない。 
JRA競馬の聖域中の聖域なのである


過去にクラブ馬のネオユニヴァースがダービーに勝ち、
マル地のイナリワンやおよそ王道レースと無縁であるはずのクラブ馬マイネルキッツ春天に勝ったことがある。
これは社台の法則の例外か?
違う。
イナリワンマイネルキッツは、人気に応えて優勝したのではない。 
馬券的には波乱だったのだ。  なので王道を歩んだことにはならない。
王道を歩む・・とは春天の時のディープインパクトのように一本かぶりの人気に応えて優勝することを指す。

また・・有限会社ビワのビワハヤヒデが人気に応えて春天に勝っているが、この時は京都ではなく阪神開催の天皇賞だから法人馬主馬でも勝てたのだ。 
なのでビワハヤヒデ天皇賞勝ちは法則の例外ではない。




過去の春天、ダービーでは、大体の場合において・・この原則は恐ろしいほどワークしている。

記憶に新しいところでは今年の春天・・・・  
1番人気はキャロットのクラブ馬、トゥザグロリー ・・・・コケましたでしょ?
1~2着とも個人馬主が独占しました。

2009年ダービーの時の記事の画像

一昨年のダービーはどうか?
皐月賞馬でサンデーのクラブ馬アンライバルトをはじめ多数のクラブ馬に人気が集中していた・・

私はこのブログで レース前に↓こう書いていた 
                                (一昨年のダービーの時の記事)
イメージ 2



昨年のダービーはどうか?

勝ったのは大御所馬主平井豊光氏のエイシンフラッシュ
2着はクラブ馬のローズキングダム




過去のダービー・・・何十年でも良いから遡って好きなだけ調べてみれば判ります。

ネオユニバース、ダイナガリバー等の例外はあるものの・・ほどんどが社台の法則で説明がつきます。


③ 同一レース複数出走の馬主の馬を狙え・・・・・ただし 連絡みは1頭のみ 
  社台に関しては、人気のクラブ所有馬が捨て石  吉田個人所有激走が定番

馬主席をイメージして欲しい。
馬主ってのは自己顕示欲の強い個性派が揃っている。

Aさんの持ち馬がビッグレースに勝ちB馬主の馬が2着だった場合・・
B馬主が「オメデトウε=ヾ(*・∀・)/ 流石にアンタの馬は強いわ」とか言いながら握手を求めてくる

A馬主 「 v(^_^v)♪ ドモドモドモ ♪(v^_^)v・・・しかしBさんの馬も強いよ・・危ないところでした」


もしもA馬主が複数の持ち馬を出走させ・・1~2着独占したらどうなるか?

上記の会話は成立しないし・・・一番気まずい思いをするのはA馬主なのだ。


そして願わくばビッグレースに波風立てず勝つには 3頭ほど出走させそのうちの1頭だけ勝つのが理想。
1頭だけ出してその1頭が勝つよりも風当たりは弱まるということです。


また・・社台グループの多頭数出しには↑の見出しのように大きな特徴がある。

典型例は・・数年前の春天

人気の中心は、クラブ所有(社台RH)の菊花賞ッツザプレンティ  ダービー馬ネオユニヴァース

これらの人気馬が後方で引っ張り殺しする中・・・
スイスイと逃げ切ったのが全くのノーマークだった吉田一族個人所有馬イングランディーレ

王道レースじゃないけど先週のオークスもこのパターンがバッチリとワーク!

人気のクラブ馬マルセリーナ大コケ ・・・・勝ったのは吉田個人所有のエリンコート

実はこの法則・・・昔は 「ダイナ人気の社台買い」 と呼ばれていた。
ダイナとは当時の社台ダイナーズクラブの所有馬のこと・・ダイナガリバー、ダイナアクトレス、ギャロップダイナ等々・・
社台とは当時の社台総帥・吉田善哉吉田照哉の父)個人のこと。



④ 無念の非王道馬の巻き返しに注意

以上のように クラブ馬・地方出身馬・マイナー個人馬主馬・弱小厩舎所属馬は、その持てる能力に関わらず、王道レースでフラストレーションの溜まる展開を強いられる。

王道を進むことを阻まれ・・全力でアクセルを踏めなかった無念は、祭りレースで晴らすことができる。

例は山ほどあるが・・・  例えばシルクのクラブ馬シルクジャスティスという馬をご記憶だろうか?
同馬は人気を集めたダービーで・・
勝ったサニーブライアンよりも少なく見積もっても30m以上長い距離を走らされ不完全燃焼!
古馬になってメジロブライトと人気を二分した春天でも馬場の悪いインを走らされ完敗!
だが・・祭りレースの有馬記念では能力全開して快勝!


これも人が操る競馬の妙である・

先週のオークスでは・・
春天トゥザグロリーでコケたキャロットクラブの所有馬ピュアプリーセ激走で馬連4万超



途中ですが・・ (´・д・`)


ちょっと長くなったので今日は一旦 〆 

バババーっと書いたので、非常に解り難い箇所も多いかもですが・・・

また時間ある時に書き直します。  

この記事は・・マイ馬券哲学の書庫に入れときますので・・  暇な時に読んでやってください 


ま・・要するに・・・私はこういう考えに基づいて競馬を観てるってことです。

私が正しいのかどうかは判りません。

一応明日は・・・社台の原則に基づいた馬券を買って・・記事アップしますので・・実践例としてご覧ください^^

では・また       (2011/5月28日 夜)












 















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